慶應義塾の入試をターゲットとして開発されたレッスン
CATの英語は、慶應義塾高校(日吉・志木・女子・SFC・ニューヨーク)・慶應義塾大学(医・薬・理工・SFC・法・経・商・文)受験を専門として、塾・予備校で長年指導してきた講師たちが、「最も効果を上げられるレッスン」と考えて開発・改良を重ねてきたカリキュラム・テキストを使っています。
内容としては、中1の段階から「内容を考えて英文を読む」という点に重点を置いて長文のトレーニングを行い、どの学年でも、初見で長文を読み、読解の方法・知らない語句に対処する考え方を一人一人に指導している点に特徴があります。
慶應義塾の入試問題はどこが違うのか
英語入試問題のウェイトが長文問題にある点では、どの高校・大学も変わりはありません。
単に問題を眺めただけでは、「どこも同じ」でしょう。
実際に、「量さえこなせばどこの入試でも通用する」という指導方針の授業は、数限りなく見られます。
けれども、その問題で問われている内容を見ると、慶應では、知識の量ではなく、考える能力が求められていることが判ります。
長文中の英文和訳を例にとると、複雑な構造を持った文や、いわゆる重要構文を含む文が設問とされるのが、一般的な入試問題です。
これに対して、慶應では高校・大学ともに、「長文全体の意味から考えて下線部の文がどのような意味になるか・含まれる語句をどのような意味にとればよいか」を問うことが非常に多いのが以前からの特徴です。
同様に、長文中の空欄に補充させる問題でも、連語の一部を書かせるといったように知識を問うのではなく、文脈から考えて意味が成り立つ語句を導き出す力を要求します。
見当違いの反応
文章全体の意味や文脈から語句の意味を判断させる問題では、受験生が一般的に知らない語句の意味を問うことも多くなります。
そのため、高校の問題では「中学の範囲を超えている」と批判されたり、大学の問題では「8000語レベル以上の単語力が必要だ」などと評されます。
それを真に受けて、単語の暗記に膨大な時間をかけてしまったり、「自分は単語力不足だから」と言って慶應を諦めてしまったりする人もかなり見られます。
確かに、必要とされる語句の知識量は少なくはありませんが、異常なレベルではありません。
慶應合格に必要なトレーニング
慶應は、物を考える手段として本当に英語という言語が使える学生を選別しようとしているのです。
語句や文法の知識がどれほど大量にあっても、内容を自分の頭の中で展開できない学生は拒絶されます。
大学で英語を扱う機会の大部分は、英語それ自体ではなく、書かれている内容を問題とするからです。
CATの「内容を考えて読み解く英語」が慶應入試に高い実績を上げてきている理由は、この点にあります。
他大学の長文問題の傾向
現在多くの大学では、学生の考える力の低下が大きな問題とされています。
この問題に真剣に取り組もうとする大学は、その対策として、入試問題の内容にも色々と工夫を加えてきました。
知識よりも考える問題に重点を置くのがこの傾向です。
特に医学部では、医師の想像力の欠如は医療ミスの大きな原因の1つであるという認識の下に、英語でも内容を想像して考えさせる問題が増えてきました。
このような入試問題に対しては、CATの英語は大いに強みを発揮します。
CATから、慶應以外にも、医大合格者が出るようになってきた理由です。